投資の基本方針

美食投資家の投資の基本方針は、債券の代替として「安定収益」を狙うことです。サラリーマン投資家ですので、「時間のかからない」投資手法であることも必要です。

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投資の基本

貯蓄と投資

サラリーマン投資家である「美食投資家」は定職があり、毎月の給料があります。ただ、しがないサラリーマンなので定年もあります。人生100年時代と言われていますが、60歳とか65歳で定年になると、少なくとも残り20年とか30年を定期収入なしで生きていかなくてはなりません。「老後資金2,000万円問題」が話題になりましたが、将来にむけて「資産形成」を行う必要があります。

「資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。

「貯蓄」と「投資」ってなにが違うの?

美食投資家
美食投資家

「貯蓄」と「投資」の違いはリスクを取っているかどうかですね。

「貯蓄」はお金を蓄えることで、銀行預金などがこれにあたります。一方、「投資」は利益を見込んでお金を出すことで、株式「投資」などがこれにあたります。銀行預金は元本保証がありますが、株式投資には元本保証がありません。つまり、株式「投資」では投資した資金が減少する可能性があります。

分散投資

「投資」には投資資金が減少する可能性(リスク)がある代わりに、「貯蓄」にはない利益(リターン)が見込めます。逆説的に言えば、リスクに見合ったリターンが見込めないのであれば、「投資」すべきではないということです。ちなみに、リスクを辞書で調べると「危険」と出てきますが、投資の世界では「不確実性」です。リスクの対価としてリターンがあり、リスクを取らないとリターンは得られません。

リスクを取らないとリターンが得られないのはわかったけど、お金が減るのは。。。

美食投資家
美食投資家

リスクを分散することで、お金が減る可能性(リスク)を減らすことができます。

リスクを分散することで、投資資金が減少する可能性(リスク)を減らすことができます。これを「分散投資」と呼びます。分散投資には、「資産の分散」、「地域の分散」、「時間の分散」などがあります。

ポートフォリオを考える

資産の分散

投資対象となる資産には様々なものがあります。異なる動きをする資産を組み合わせることでリスクを分散することができます。例えば、一般的に株式と債券は異なる動きをすることが多いと言われています。経済が好調な時には株式は値上がりしますが、債券は値下がりすることが多いです。株式と債券を組み合わせることで資産の分散効果で一般的にリスクを減らすことができます。

株式と債券、どのぐらいの割合で組み合わせたらいいの?

美食投資家
美食投資家

厚生年金及び国民年金の運用では「株式50%/債券50%」で組み合わせてます

日本の公的年金である厚生年金及び国民年金の運用を担っている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF: Government Pension Investment Fund)では株式50%/債券50%を基本ポートフォリオとしています(参照: GPIF 基本ポートフォリオの考え方)。ちなみに、アメリカでの伝統的な組み合わせでは株式60%/債券40%というものもあります。

ポートフォリオ

実際に自分のポートフォリオを考えたいと思います。GPIFにならって株式50%/債券50%を基本に考えたいと思いますが、株に50%配分するのは良いとして、現在の債券利回りが0.1%とかの状態で債券に50%配分するが果たして良いのかは悩ましいところです。

債券以外に候補となる投資対象資産はないの?

美食投資家
美食投資家

賃料収入という安定収益が期待できる不動産は有力候補ですね。

債券の代替投資資産として有力なのが賃料収入という安定収益が期待できる不動産です。不動産を直接保有しなくても、不動産投資信託(REIT)といった投資商品を活用することで、間接的に不動産に投資できます。ただし、債券に比べるとリスクが大きいので債券50%のすべてを不動産に振り替えるのはリスクが大きそうです。他にも債券と代わりとなる投資を考える必要がありそうです。

結論: 投資の基本方針

債券の代わりとなる、債券のような「安定収益」を狙う投資が必要です。とはいえ、サラリーマン投資家なので、毎日株価の動きを見る必要があるような投資はできません。「時間のかからない」投資手法であることも必要です。自動販売機のように、いいポジション(場所)を取ったら、チャリンチャリンと売上が上がるような投資が理想です。

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